「20代で知っておきたいお金のこと」22歳が読んだ【要点まとめ・レビュー】
20代で知っておきたいお金のこと 岡村聡 著
満足度 ★★★☆☆
この本を読んだ当初僕は,お金について全然知りませんでした。世の中をお金がどう動いて,どういった箇所にお金がかかるのか。まだなんとか20代なので焦って読みました!
【感想】
本書は20代でお金に対して無知の僕には分かりやすく最低限の知識を与えてくれるものであった。まず僕らの世代は親世代に比べて5000万円のハンデがあるということは衝撃の事実でした。税金や年金によるものです。10年前に比べて平均年収は200万円減ったこと、結婚式に必要なお金は平均200万(ご祝儀220万)で今時クレジットカード払いできること、生命保険は人生で1350万支払っていること、車は購入費と合わせて10年間で1000万円、子ども1人にかかる費用は幼稚園から大学まで国公立に通ったとして3000万、老後に必要なお金は年間を差し引いて夫婦で3000万、など具体的な数値は覚えておきたい。まずは固定費の3大コストである住宅、保険、車についてしっかり考える事、生活のポートフォリオを整えて、自己投資や投資運用をする事が大事に思う。また、目標やロールモデルを見つけてスキルや資格を身に付ける事、英語、IT、プレゼンの3大スキルも意識したい。
僕がなんとなく気に入った内容は"1000円未満のことは1分以内に決める"という事だ。確かに悩む時間が無駄だし、じっくり考えるべき金額の時に考えないと。こういったちょっとした意識の面でも得られることが大きい一冊であった。