シンリード@理系読書

理系大学院生による書評と読書感想文

「バカとつき合うな」堀江貴文&西野亮廣 この二人の本が面白くない訳がなかった【要点まとめ・レビュー】

バカとつき合うな 堀江貴文&西野亮廣 著

バカとつき合うな
満足度 ★★★★☆

ホリエモンとキングコング西野さんの本。この二人の本は、堅苦しい言葉や難しい言葉が無く、普段の会話に近いような論調なので物凄く読みやすい。

【感想】

悪いバカと良いバカそれぞれについて書かれていた。個人的に意識しておきたいワードは"思考停止”。学歴エリートの得意科目は「従うことと我慢」であり、我慢を続けているとやりたい事がない人になってしまう。さらに我慢する人はその我慢を強要してくると書いてあったが、自分も誰かに強要している節がないか考えさせられた。また、ロジックを持たないから群れてしまうこと、善や正義には思考停止が潜みがちなことなどは気をつけたい。

この二人が合っているのはスピード感が共通しているからであり、異なった考えも意外とあることが分かった。共通部分である"速さ"が頭の良さであることには納得である。小利口にならずに、即行動して思考を働かせ続ける必要性を感じられる本でした。