シンリード@理系読書

理系大学院生による書評と読書感想文

「スタンフォード式 最高の睡眠」快眠したい人は見るべき【要点まとめ・レビュー】

スタンフォード式  最高の睡眠 西野精治 著

スタンフォード式 最高の睡眠

満足度 ★★★★☆

外国の子供が表紙になっている系の本ってなぜか読みたくなってしまいます。スマートでかっこいい笑。今回は睡眠に関する本です。睡眠は毎日あることなので,快眠であれば毎日楽しくなりそうですよね!

【本書内容と感想】

私はたまに寝付けなかったり,時にはかなしばりが起きてしまう事もあり,睡眠が上手にできていませんでした。本書では睡眠のメカニズムについてしっかりと説明されており,今後の睡眠週間に参考になるものであった。

本書で書かれていた最も重要な事は,深部体温(身体の内側の体温)と皮膚温度(身体の外側の体温)の差を考えるということだと思う。この差が小さければ眠気が強まり,逆に大きければ覚醒状態となりパフォーマンスが上がる。この温度の差を自分で意識して操るためのメソッドやメカニズムがしっかりと示されていたので非常に参考になった。他にも,寝溜めはできない,睡眠は初めの30分で決まる,食事やお風呂のタイミング,などまだまだたくさん知っておいて良かったことがあった。印象的であったことを一つあげると「口呼吸で歯並びが悪くなる」ということだ。将来子供ができたときには,注意して見てみようと思った。

実際に僕は本書を読んでから,寝れないときとかに"なぜ寝れないか","どうすれば寝れるか"などを考えるようになりました。本当に参考になると思うので,みなさんもぜひ読んでみてください!