「宇宙に命はあるのか」想像力が掻き立てられる!【要点まとめ・レビュー】
宇宙に命はあるのか 小野雅裕 著
宇宙は知らないことだらけなので興味が出た一冊。
【本書概要&感想】
本書を読む上でのキーワードは「イマジネーション」。この本と共に宇宙という広大なスケールでイメージを繰り広げることができる。
人類が宇宙に行くまでの歴史はフォン・ブラウン無しでは語れない。彼は宇宙に行くロケットを作るために、軍事用のロケットして開発を行うこともあった。そして、1972年に人類は初めて月に降り立つ。それから45年間は誰も行っていない。そして地球外生命体も未だに見つかっていない。それでも生命が存在しうるオアシスは存在するというのは非常に興味深い。 まだ数千億個もある星のほんの一部しか確認できてないようだが、フライバイ・オービター・ランダー・ローバーなどの探査方法を駆使して宇宙の探索は続いている。
他にも、宇宙へ行くには秒速7.9 kmまで加速する必要があるというこや、 175年に1回しかない4惑星が並ぶチャンスを掴んでボイジャー1号2号が海王星へ音楽レコードを持って出発したことなど、普段考えない規模の大きさや数値に脳が刺激されたように思う。
このような進化は、イマジネーション無しではありえなかった。イマジネーションとは「知らないを知る」ことであり「人が想像できることは全て実現できる」といったことを考えさせられる一冊であった。