「頭がよくなる思考術」どうやったら賢くなれるか!【要点まとめ・レビュー】
頭がよくなる思考術 白取春彦 著
満足度 ★★★☆☆
「そりゃ頭は良くなりたいでしょ」って思って読みました!
【本書内容と感想】
僕の中で「頭が良い」というのはやはり、「テストの点数が良い」「記憶力が良い」といった考えがあった。頭が良いとは何かをまず考えさせられ、では頭が良くなるにはどうすれば良いのか考えさせられる本であった。
この本でもそうだが、僕がある程度本を読んでいく中で、だいたいの著者に共通な事は「書くこと」を徹底している事だ。書く事で、頭の中をクリアにし、やるべき時だけに集中する。また、自分の考えや脳に巡っている事を言葉にして吐き出すプロセスが身につけば、スムーズに自分の言葉が出てきてアイデアの創出に繋がる。知の深さをもちながら,知を容易に引き出せるレベルまで高めている。それができる人が頭が良いのだと感じました。
また,本書で僕が印象的だったことは2つあります。1つは,価値が存在してそれを得るのではない、価値を与えるのは自分ということだ。自ら幸せを考えてやりたい事を見つける事が重要に感じた。もう一つは「自分の知識が増えると、世界にもどんどん新しい意味が生まれる」という事だ。楽譜を読める人と読めない人では曲の聞き方が違う、野球のルールを知っているかいないかで野球の面白みが全然変わってくる。身近にもそういった経験があることに気づかされ、今後の学びのモチベーションとなるものであった。分からないことにぶつかり続ける。これはずっと実践していきたい。