シンリード@理系読書

理系大学院生による書評と読書感想文

「医者が教える食事術」正しい食事法【要点まとめ・レビュー】

医者が教える食事術 牧田善二 著

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68

満足度 ★★★★☆

「医者が教える」とか書いてある本はどうしても見てみたくなってしまう。今回は食事に関する本ですが,自分の知識の無さを痛感しました。

【本書内容および感想】

食事で最も気をつけるべきことは「血糖値」である。そのため,どんなものを食べるときでも「糖質」を考えなければならない。また,プロテインやサプリなど不自然な食べ物は体に悪い事が多く,元来人間が食べてきたモノが人間の体に合っていて良いとされている。加工肉や牛乳には発がん性の疑いがある。マーガリンよりバター。果物は体に良い要素もあるが糖はめちゃくちゃ多い。悪い油とむしろ良い油。菓子パンやポテチは魔の食べ物。など,知らなかったり間違って認識していたりすることが多い事に気づかされました。また,血糖値が高いと太りやすくなるだけでなく,AGEという物質が作られやすくなり老化の原因にもなってしまうということなので,絶対に気をつけいかなければならないと思う。そんな血糖値の急な上下を抑えるための食事の順序や,食事後にすぐ運動する事,水を飲んで物理的に血糖値を抑えることなど参考にできる方法も多かった。朝昼晩は3:5:2,1日に摂取すべき水は2リットルということなども意識していきたい。

正直,どの食べ物にどんな効果があってとかは覚えきれない気がします。なのでとりあえず本書に出てきた良いとされている食べ物を羅列しておきます!これらを食べておけば間違いないはず!

<良いとされている食べ物>

ナッツ,大豆,チーズ,チョコ(カカオ70%以上), コーヒー,ブルーベリー,オリーブオイル,酢,生もの(魚,野菜),海草,きのこ,ヨーグルト,スパイス類,ハチミツ,ワイン(白&赤)