シンリード@理系読書

理系大学院生による書評と読書感想文

「好きなことで起業する」働きながらリスクゼロで小さく稼ぐ【要点まとめ・レビュー】

好きなことで起業する 新井一 著

働きながらリスクゼロで小さく稼ぐ 朝晩30分好きなことで起業する

満足度 ★★★☆☆

まだ「起業したい」と思っている訳では無いですが,起業できる能力のある人は優れている気がするし,自分もそうなりたいと思います。そこで起業本を読んでみました。

【本書内容および感想】

会社員のまま企業準備すればOK。その方が心とお金の余裕があって良い。このくらいの考えで、話が進んで行くので手軽で読みやすかったです。ビジネスの商品としては「モノ,ハコ,ノウハウがある。中でもノウハウを売る事はリスクが少なく,すぐに始められる。ノウハウを見つけるには,以前できなかったけど今はできる事を探す事が重要である。私には、商品としてノウハウという感覚があまり無かったので、意識していきたい内容であった。また本書は、得意分野よりも好きな事で起業する事に重きを置いている。好きな事で無ければ圧倒的に継続は難しいからだ。過去の自分や他人の意見から現在位置を知り,内面から出る「好きなコト」を見つける。得意分野が好きな事だったらラッキーだが、そんな事は中々無いので20点とれたら進む姿勢が大事で、好きならスペシャリストになっていける。個人的に少し参考になった事は、「才能」とは努力していないくてもなぜか人よりもできてしまうことという事だ。自分では気づきづらい所だと思うので、今後考えていきたい。また、アイデアは99%人に盗まれない。相談しないことの方がデメリットが多い。個人的に自分で抱えがちな部分があるので、この部分も大切に感じた。今後は商品×発信×信用が大事な要素なので、商品だけでなく発信や信用にも目を向ける事が大事だと感じた。特に、発信は今時誰でも手軽にできる環境なので注力していきたい。