「海外ドラマはたった350の単語でできている」英語の勉強法を考え直す【要点まとめ・レビュー】
海外ドラマはたった350の単語でできている
満足度 ★★★★☆
Amazon Prime Readingで読みました。 中学校から大学まで英語を勉強して結局話せていない現状。勉強法を見直す必要があるかもしれない。
【本書内容】
本書では,映画の80%は中学校で習う350の単語からできているということで,優しい言葉で難しい話を理解していくという考えで進んでいる。日常会話には,主観的、個人的レベル、感情の動くような言葉が多く用いられている。これらを使えるようになる必要があり,使う中であなたらしい言葉が生まれる。
目標
①リスニングは高いレベルが必要
ゴール:英語の音と文字を一致させネイティブスピードの英語を瞬時に理解
②スピーキングはネイティブじゃなくてもよい
ゴール:シンプルな単語で瞬時にセリフを作る。
スピーキング編
スピーキング=メイキング+表現力
(メイキング→表現力 の順序でマスターする)
レベル1 瞬発力
"1秒英作文(シンプルな単語)"
瞬発的に文を作る。時制大事(現在形: ~な人)。単語を捨てて,フレーズを着回しや発展させ応用する。
レベル2 リアリティ
"1秒Q&A"
質問に瞬時に答える。自分が主人公になる視点。自分を主語として答える。自分に必要な単語を見出す。
レベル3 心の動き
"自分フィルター英作文"
主観→事実の順序を意識。感情フィルター、認識フィルター、意見フィルターの3つがある。
レベル4 思いやり
"フレーズ暗記"
レベル1~3に無いフレーズを覚える。これらは思いやりのフレーズ。
リスニング編
リスニング力 = 語彙・文法力 × 瞬発理解力 × 音を聞き取る力
→ 英語のDVDを字幕無しで楽しめる。
映画を英語字幕有りで見るのが良い。おすすめはジブリ、ディズニーなどの簡単なやつ。日常会話が多いものがよい。
レベル1&レベル2 リーディング
あまり聞き取れなくても,英語字幕があれば楽しむことができるレベル。「ゆるく、楽しく、気にしない」。多読で英語脳が身につく。短編的な海外ドラマもあり。
レベル3&レベル4 リスニング
セリフの音を聞き取ることを目標,音を意識。フォニックス→シャドウィング。聞き取る能力と発音の両方鍛えられる!レベル4では,ディクテーション(英語の書き取り)にチャレンジ。
本書の勉強法は誰でも実践しやすい内容だと思うので,英語字幕の映画や瞬間英作などとにかく実践してみないとですね。まずは350語のうち中学で習わない単語をまず覚えるところから。
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