2019-05-10 「コンビニ人間」芥川賞受賞作品【要点まとめ・レビュー】 ★★★☆☆ 文学・小説 コンビニ人間 満足度 ★★★☆☆ 【感想】 主人公のなんとも言えない無機質さ。普通になるために、表面だけが変化し、奥にある部分では無機質に俯瞰している。コンビニの世界だけが本質を動かしているのだ。途中で出てくる男の白鳥も、どうしようもない捻くれた人間であった。正直読んでいて、スッキリしない内容ではあるが、"普通"の捉え方も様々あると感じた。解説をみて初めて意識したが、五感の使い分けも素晴らしいとのこと。