シンリード@理系読書

理系大学院生による書評と読書感想文

「目が良くなる32の方法」本当に正しい視力の上げ方【要点まとめ・レビュー】

世界最高医が教える目がよくなる32の方法 深作秀春 著

世界最高医が教える目がよくなる32の方法

満足度 ★★★☆☆

正直私自身,視力が結構悪いので出来る限り視力低下は食い止めたいです。

【感想】

本書で気になった部分は「通常は思春期に近視止まる。そうじゃ無い人は強度近視という病気。」ということだ。目は硬いほうが良く,20過ぎても近視進むということは,眼球の硬さが不十分か相対的に眼圧が高い可能性がある。そして,眼球が伸びて近視化に繋がってしまう。これには,眼圧を下げる目薬(緑内障点眼薬)が有効である。私も未だに視力が低下している気もするので気をつけなければならないと感じた。

そして本書で最も伝えたいことは「眼科手術の腕の差は大きい」ということであると思う。現在は,レーシックだけでなく多焦点眼内レンズの手術が有効であることも知った。しかし,実績や経験の少ない医師が手術することも多いらしく,結局目を悪くして深作眼科へ訪れる人も多いらしい。このような中で,著者の深作眼科は相当心強く感じた。深作さんはこれまでに数々の患者に対して視力矯正手術を成功させてきた実績や,海外での学びと人脈,モノビジョン法の開発などあらゆる成果がある。2つしかない目を手術することになれば,必ず実績と経験のある医師にお願いすべきだと感じた。